「三国志展」と「梅ヶ枝餅」を堪能しました!

休日の午後、福岡県太宰府市石坂の「九州国立博物館」さんで開催中の「三国志展」にお邪魔しました。

「JR博多駅」から「九州国立博物館」さんまでは、バス+徒歩で移動しました。

まず、「JR博多駅」の博多口近くの「博多バスターミナル」からバスに乗ると40分ほどで「西鉄太宰府駅」に着きます。

「西鉄太宰府駅」からは、徒歩です。
「大宰府天満宮」の参道を通って約10分で「九州国立博物館」に到着するのです。

(ちなみに、「博多バスターミナル」のコインロッカーはいっぱいで、荷造り下手でキャリーバッグ愛好家なのんきーは、先が思いやられましたが、「西鉄太宰府駅」のコインロッカーには結構空きがあって助かりました。最悪の場合は、「九州国立博物館」のコインロッカーまたはクロークまでキャリーバッグを引きずるはめになりますからね。いっそ「JR博多駅」のコインロッカーに入れてしまえばよかったのかも。)
参道にはたくさんの人々\(^^)/

さすがは、日本有数の名所にしてパワースポットです。

参道を途中で右に折れると、大きな和風の建築物が見えてきました(;゜∀゜) ナンダナンダ!
これが、「虹のトンネル」と呼ばれるエスカレーターです。
エスカレーターに乗っていると「太宰府天満宮」さん裏の丘の上の「九州国立博物館」まで、運ばれるのです(* ̄∇ ̄*) ラクチン

エスカレーターを降りると視界が開けて、目に飛び込んで来るこの建物が…

「九州国立博物館」です(* ̄∇ ̄)ノ
なんと美しい建物でしょうかヽ( ̄▽ ̄)ノ


「九州国立博物館」エントランスを通って、さらにまた長いエスカレーターで上がると、「三国志展」の会場であります(*^▽^*)


会場内はなんと、撮影可(ただしフラッシュは不可)でした((((;゜Д゜))) チュウゴク フトッパラ


まず来場者を出迎えるのは、

「関羽像」
(青銅製 明時代 15~16世紀)であります。
後世に作られた、カッコいい関羽さんです。

東伯郡三朝町の「三徳山三佛寺」さんの「蔵王権現像」さんのポージングにちょっと似てますね(*´ー`*) カンケイナイケド


「趙雲像」
(木製 清時代 17~18世紀)です。
後世に作られた、勇ましくもかわいらしい趙雲さんです。

趙雲さんの懐から顔を覗かせているのは、後に蜀の第2代皇帝劉禅となる赤ちゃん「阿斗」さんです。

カンガルーさんみたいですね(*´ω`*)

せっかく命をかけて助けてもらったんですから、素晴らしい跡取りになればよかったのですが( ノД`)シクシク…

ま、生半可「できる」よりも「ぼんくら」な方が怪我が少ないということもありますからね(^_^;)



「儀仗俑(ぎじょうよう)」
(青銅製 後漢時代 2~3世紀)です。
涼州(現在の甘粛省)の有力武将のお墓から出土したものらしいです。

馬の表情がみんな違うのですよ。
写実的でスゴいっす(* ̄∇ ̄*)

「最後の直線の叩き合い」ではありません。


「玉豚(ぎょくとん)」
(玉製 後漢時代 2世紀)です。
曹操の祖父の曹騰を始祖とする後漢の曹氏一族の墓群から出土したものらしいです。

あの世でも豚肉に不自由しないように死者の手に握らせてあげたものなんですって(* ̄ー ̄) 

かわいらしい豚ですね。
よいデザインだと思います(*´ω`*)


「獅子」
(石製 後漢 2世紀)です。
洛陽で作られたのに、ライオンの姿が意外にリアルなので、洛陽にライオンが来たことがあったんじゃないか、と想像されているらしいですが…
もし職人さん本人が実際にライオンを見たんだったら、もっと上手に彫ると思いますけどね(* ̄ー ̄)


「騎象俑(きぞうよう)」
(後漢時代 2世紀)です。
小さい品ですが、前出の「獅子」より動物がリアルに表現されてます。
中国にとって象はわりと身近な動物だったんですね。

でも、乗ってる人がなんかさびしそうで哀愁を誘います(´・д・`)


「五層穀倉楼(ごそうこくそうろう)」
(後漢時代 2世紀)
という物見櫓を備えた穀倉のミニチュアの物見櫓の上のガチョウが、かわいかった(*´ω`*)
穀倉楼自体は撮影していなかった(^。^;)

さらに、
倉の前に寝そべる犬もかわいい(*´ω`*)
当たり前だけど、三国志の時代の人々も、動物が愛おしかったんですよね。

なんか、しみじみします(ノ´∀`*)



「弩(ど)」
(弩機:青銅製 木臂:木製 三国時代 「呉」 222年)です。
ボウガンの一種ですね。
赤壁の戦いなんかで実際に使われたものだったりして…とか想像するとドキドキします(・・;)
それにしても、人殺しの道具は大昔からすごく発達していたんですね。

(他にも武具が多数展示されていました)

放たれて、「飛んで行く矢たち」です。
頼もしいです。

でも、反対から見ると…
「飛んで来る矢たち」です。
生きた心地がしませんね((((;゜Д゜)))


「武士出征像」
(後漢~三国時代「蜀」 2~3世紀)です。
西南夷の武士の像らしいです。

「西南夷」とは蜀の西南の地域のこと。
諸葛亮があの「南征」をした地域ですね。

馬に対して武士が大き過ぎて、馬がなんだかかわいそうです(´・ω・`)


「犬」
(土製 後漢~三国時代「蜀」 2~3世紀)
です。
写実的です。

なんともグッと来る表情ですね(*´ω`*)

飼い主さんに
「遊んでくれたっていいじゃないか」
って言ってる感じかな(*´ー`*)


「羊尊(ようそん)」
(青磁 三国時代「呉」 265年)です。
デザイン性がスゴいですね((((;゜Д゜)))
なんという存在感!
なんという造形力!

呉の文化を見直したのんきーであります。


「水鳥」

(土製 三国時代「魏」 3世紀)

(曹殖の墓から出土)です。

「鶏」

(土製 三国時代「魏」 3世紀)

(同じく曹殖の墓から出土)です。

「犬」
(土製 三国時代「魏」 3世紀)
(同じく曹殖の墓から出土)です。
               お前たち、かわいいな


一番豊かであったはずの魏の副葬品が一番簡素だったりして…

やっぱり魏はちゃんとしてますね(* ̄∇ ̄)

動物たちの素朴な佇まいと表情に和みます
(* ̄∇ ̄)


「揺銭樹台座(ようせんじゅだいざ)」
(土製 後漢~三国時代「蜀」 3世紀)です。
三国の中で1番国力が劣るはずの蜀ですが、副葬品は手が込んでいます。
「そんな無駄遣いするから、国として弱小なんだよな」とか言われちゃいそうです(^。^;)

のんきーのお葬式やお墓は地味でいいからね。


「人面文瓦」
(三国時代「呉」 3世紀)です。
ローマの「真実の口」に似てますね( ; ゜Д゜)

呉の文化ってなんか独特ですね。


「虎形棺座(とらがたかんざ)」
(石製 三国時代「呉」 3世紀)です。
棺をのせるための台座で、2つペアで使われていたらしいです。

これなんか、アステカ文明とかを彷彿とさせるデザインでありますな。
やっぱり呉の文化はなんか変わってますね。


「牛車」
(青磁 三国時代「呉」 3世紀)です。
こちらは至極プレーンな印象です。
牛、頑張ってo(≧∇≦)o


気がつけば、動物関連の写真ばかり撮ってました(;゜∀゜)

のんきーの視点が偏っているだけで、もちろん他にたくさんたくさん見所がありましたよ!

「三国志ずき」は是非「九博」へ(* ̄∇ ̄)ノ
2020年1月5日でラストですぞ。


帰り途…
「西鉄大宰府駅」までの参道で、超有名お菓子の「梅ヶ枝餅」をいただきました\(^^)/

万事に無知なのんきーは、「梅ヶ枝餅」って、例えば「東京ばな奈」みたいに1つのメーカーさんだけが作っておられるお菓子だと思い込んでいました。
でも、現地に行ってみると、参道沿いだけでもたくさんのお菓子屋さんが各々の「梅ヶ枝餅」を作って販売しておられました(;゜∀゜)
その中でも、適度に行列が出来ていて、その時わりと近くにあった「寺田屋」さんに並びましたよ(*^¬^*)
職人さんが、たい焼きみたいに焼き型で挟んで焼いておられました。
夏場は特に暑くて大変でしょうねm(_ _)m

「梅ヶ枝餅」(130円)です。
焼きたてで、火傷しそうなくらいあつあつでした。

熱い皮と熱い餡が、ぱりぱりもちもちで、シンプルにうまかったっす(ノ´∀`*)

全ての「梅ヶ枝餅」のお店の食べ比べをしてみたかったのですが、そんなことすると晩御飯が食べられなくなるので止めときました(^。^;) 

ま、そもそも、たくさんお店があるから、全部食べるなんてことは、観光客には無理でしょうしね(ノ´∀`*)


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のんきーのはらぺこ日記 6杯目 ~鳥取県で食べます~

ごはんと昼寝と動物が大好きな、のんきーのはらぺこな日常です。